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畳の表替えで値段が違うのはなぜ?(尼崎市、伊丹市、西宮市、宝塚市、畳、表替え)

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畳の表替えで値段が違うのはなぜ?

畳の表替えで値段が違うのはなぜ?

2021/12/01

畳が日焼けをして茶糸になってきたし、傷んでもきたのでいぐさが切れて服についたりもするので、畳の表替えをしようと思います。

そのときいろいろと調べてみると表替えと一口に言ってもいろんな値段がある。

何が違って値段がちがうのでしょうか。

値段の違いをお伝えしたいと思います。

 

いぐさを長さで仕分け

いぐさは田んぼで栽培をして、刈り取るので長さってまちまちになります。

なんでかっていうと、いぐさはお米と同じように株分けをして成長をします。

それで、新しい株の方が長くなります。

そして長さによって仕分けをします。

いぐさを刈り取って泥染めをして乾燥をさせて、畳おもてとして織る前にまずするのが長さで仕分けをします。

髭の長さで見分ける

こんだけ違うんです

畳おもてでいぐさの長さは髭の長さによって見分けることができます。

髭をみるとこんだけ長さが違います。

畳にするときにはここは捨ててしまうところなんですけど、見本としてはとっても大事なんです。

表替えをするときに畳おもての見本を見せてもらうときは確認したいところです。

長いいぐさを使うとなにが違うのかというと、ヘリ際の色が変わってきます。

いぐさの根元は白っぽく、先は細くなります。

そこを使わない長いいぐさを使った畳おもては中のいい色の部分だけをつかうのできれいなんですよね。

麻糸+綿糸

麻綿ダブルと呼ぶこともあります

畳おもてにはたて糸が通っていますが、たて糸がどんな糸を使っているのかでも質が変わってきます。

種類としては麻糸か綿糸です。

このたて糸が畳おもての一山に何本通っているのかも違ってきます。

上の写真は麻糸と綿糸をダブルにしています。

麻糸をすることによって多くのいぐさを打ち込んだ畳おもてを作ることができます。

綿糸

糸引きとも呼びます

たて糸が綿糸が一山に2本の畳おもてを糸引きとも呼びます。

綿糸は細くて弱いのでいぐさを多く打ち込むことができません。

なので、厚みも出ませんしつまりもよくありません。

よって、耐久性が変わってきます。

また、麻糸と比べると細いので畳おもての山と谷の差が出にくいです。

麻糸だとしっかり出るので撫でると気持ちいいんですよね。

跡は色のきれいなのを選んで畳おもてにすることで値段が変わってきます。

畳屋としては畳替えはそんなに簡単にするものではありませんし、選んだ畳おもてが気に入らなくてもすぐに替えたりできないので、いい畳おもてをおすすめすることが多くなります。

10年以上使うことが多いと思いますので、きれいな色になって、丈夫なものを選んでもらいたいと思います。

尼崎市、伊丹市、西宮市、宝塚市、川西市、大阪市で畳にお困りの方は当店へご連絡してください。

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