畳ってどうして色が変わってしまうの?
2022/04/19
畳はどうして年月が経つと色が変わってしまうのか?って聞かれたり
畳は色が変わってしまうから嫌いなんだよねなんて言われることがあります。
畳の表面の畳おもては「いぐさ」という天然の植物なんだから仕方のないことなんです。
きれいな花でも、切り花にすると水につけていても数日もすると枯れてしまいますよね。
それと同じなんです。
いぐさも刈り取ってしまうと色が変わってしまうのです。
でも、畳おもては早くてもいぐさを刈り取ってから2~3か月してからなんです。
それでも、色はきれいな緑をしていますよね。
それはいぐさを泥染めしているんです。
いぐさは泥をつけて、乾燥させます。
それからしばらく保管をしてから畳おもてとして織り上げます。
なんで泥をつけて乾燥させるのかというと色がきまんべんなく乾燥をさせるためと、色を安定させるためなんです。
そして、畳は焼けた畳が美しいのです。
畳は日本にしかない文化なんです。
大事にした文化です。
では、なぜこの畳が日本人に好まれたのかと考えると、きっと色が変わることを美しいと思えるからです。
わびさびってありますよね。
これは古くなったものを美しいと思える心がわびさびなんです。(簡単に説明してます)
だから、畳は天然のいぐさを使って、日に焼けて色が変わることを美しいと思えるからなんです。
だから、日本人は畳を愛せたんです。
そして、美しいと思える畳おもてを選んでほしいとおもいますね。
尼崎市、伊丹市、西宮市、宝塚市、川西市、大阪市で畳にお困りの方は当店へご連絡してください。