ヘリなし畳に作り替え〜尼崎
Before

After

古い畳が傷んできたので、畳を新しくしたと考えるようになりました
畳をせっかくきれいにするのなら、前からやってみたいと思っていたヘリなし畳にしたいと思います
ダイケンの畳おもては和紙を原料にしているので、いぐさのように日焼けをすることはありません
いぐさの畳は初めは緑色をしていますが、年月が経つと黄色く変色していきます
天然の草なので仕方がありませんけどね
この変色がいいという方もいます
ダイケンの畳おもては変色することはありません
紫外線で色が褪せたり、保護れて黒ずんでくるということはありますが、緑が黄色くなることはありません
さて、今回はヘリなし畳に作り替えです
選ばれたのは『灰桜色』です
ダイケンの中でとっても人気の色です
派手すぎず、地味すぎずちょうどいい色です
ヘリなし畳は半帖で作って、向きを違い違いに敷き込みます
すると、畳の色が違って見えることで、市松模様になります
なので、灰桜色の1色でこのように市松模様に見えるんです
で、マンションでよくあるのが、畳の下に湿気取り剤が敷いてあることがあります
畳にカビが生えないようにするためだと思うんです
マンションができてから住み始めるまでに閉めっぱなしになると、部屋の中はカビが発生しやすくなります
湿気を取り除くことでカビの発生は抑えることができます
でも、この湿気取り剤はあまり良くないです
畳を踏むたびに湿気取り剤が潰れていきます
すると、畳と畳の間から上に上がってきます
細かくなった湿気取り剤が畳の上に上がると、吸ってしまうこともあるでしょう
掃除をすると小さいものが掃除機に溜まってしまうと思います
もし、和室を掃除してもすぐにザラザラすると感じたら畳の下に湿気取り剤が敷かれているかもしれません
畳屋さんに相談してみてください