卒業証書「1番」のプレッシャー。35年前の朝、私が校門で学んだこと。

query_builder 2026/03/16
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卒業証書「1番」のプレッシャー。35年前の朝、私が校門で学んだこと。

近所の中学校で卒業式が行われているのを見て、ふと35年前の自分の姿を思い出しました。

実は私、中学校の卒業式で、本来「み」から始まる名前なのに、1組の1番目に卒業証書を受け取ったんです。

式典の練習中、突然先生に「お前が先頭だ」と言われた時のプレッシャーといったらありませんでした。

間違えられない、返事も誰より大きくしなければならない。当日は保護者席がザワついたのを今でも鮮明に覚えています。



なぜ私が1番だったのか。

それは当時、風紀委員長として毎朝行っていた「あいさつ運動」と「校旗掲揚」が認められたからでした。

毎朝8時、誰よりも早く登校してポールに旗を上げ、そのまま正門に立って生徒を迎える。

自ら進んで始めたわけではなく、前年度からの申し送りで「やるべきこと」として引き継いだだけのことでした。

それでも、風邪ひとつ引かず、毎日愚直に続けました。

正直、中学生ですから「今日はサボりたいな」と思う朝もありました。

でも、決められた時間に旗を上げ、そこに立つ。

その繰り返しを、先生方は黙って見ていてくださったのです。

世の中には、派手なパフォーマンスや口先のうまいことが評価される場面もありますが、最後には「どれだけ誠実に、毎日を積み重ねてきたか」が人の信頼を決める。

卒業式のあの重い証書の重みは、私にそのことを教えてくれました。




この「毎日、当たり前のことを愚直にやる」という経験は、今の畳職人としての私の根っこになっています。

畳の仕事も同じです。お客様からは見えない床下の掃除、一分・五厘の隙間も許さない採寸、泥染めを丁寧に拭き上げる手間。

これらは誰に褒められるわけでもない、地味な作業の繰り返しです。

でも、35年前の先生が私の朝の姿を見ていてくれたように、今の私も「お客様は必ず見ていてくださる」と信じています。

適当な仕事をすれば、それは必ず5年後、10年後の畳に現れます。

私はこれからも、あの頃の朝の空気感を忘れずに、毎日一枚一枚の畳と誠実に向き合っていきたい。

それが、私を選んでくださった尼崎の皆様への恩返しだと思っています。



卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!新しい門出を応援しています。私も皆さんに負けないよう、今日も真っ直ぐに畳を縫い上げます。

畳のことでお悩みがあれば、いつでもお気軽にLINEでご相談くださいね。


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時友畳商店

住所:兵庫県尼崎市西昆陽一丁目1-19

電話番号:06-6431-9491

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