時友畳商店

中国産畳おもてをおすすめしない理由

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中国産畳おもてをおすすめしない理由

中国産畳おもてをおすすめしない理由

2021/06/29

畳といえば日本の文化です。

畳という床材を使っているのは日本しかありませんからね。

畳の材料であるいぐさは日本で生産しているものだろうと思われているかもしれません。

でも、今日本で流通している畳おもては90%くらいが中国産と言われています。

理由は安いからですよね。

でも、お客さんにはおすすめはしません。

なぜかという理由は3つあります。

1つに中国産の畳おもては色が付けられているかもしれないということです。

 

中国産は青い色がつきました

ティッシュを水に濡らして拭いてみます

すると青い色がつきました。

染泥の色かもしれませんが、泥落としの加工がされているので、染泥が少なくなっているのに青くなるということはですね。

 

熊本産のおもてを拭いてみました

中国産のおもてと同じようにティッシュを水で濡らしてふいてみました。

熊本産のおもては泥落としをしていないので、中国産に比べて汚れました、色は茶色っぽいのがつきました。

でも、緑色の色はありませんよね。

熊本産のおもても泥染めをしていますが、着色はされていないということです。

着色をしていて緑色がきれいな色をしている畳おもてと自然な畳おもてではどちらがお好みでしょうか?

2つめに、いぐさの乾燥を強めにかけているので、いぐさがパサパサしているように感じることです。

いぐさを畳おもてにして、中国から船で運ばれてくるのですが、軽い方がいいのです。

そのため乾燥を強くかけて水分を減らして軽くしているのではないだろうかと思っています。

すると、いぐさがパサパサしているのでいぐさがよく切れます。

ヒゲの部分が国産に比べてよく切れます。これは毎日作業をしていて明らかです。

ということは畳にしてもすぐに傷んでしまうのではないだろうかと思います。

傷んでから悩んでせっかく畳の表替えをしたのに、すぐに傷んでしまうようでは困るのです。

せめて10年くらいはもっともらいたいと思っています。

 

 

3つ目は中国産の畳おもてからは鼻をつくような薬品の匂いがするときがあるということです。

これも、船で運んでくることが理由にあると思います。

コンテナに畳おもてを詰め込んで運んでくるわけです。

その中でカビが生えてしまうと困るわけです。

それで、カビ予防の加工がされているのです。

カビ予防の加工は家に敷き込んでもカビが予防されるのはありがたいのですが、薬品の匂いが鼻につくようなものは使いたくないですよね。

これらの理由があるので、中国産の畳おもてはおすすめしていません。

国産の方が値段は高くなってしまします。

そのため、予算の関係で中国産を使わないといけないこともあります。

さて、どちらを家に敷きたいとおもいますでしょうか?

尼崎市、伊丹市、西宮市、宝塚市、川西市、大阪市で畳にお困りの方は当店へご連絡してください。

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