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柔道畳のなぜ|尼崎、伊丹、宝塚、西宮、時友畳商店

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柔道畳のなぜ

柔道畳のなぜ

2022/04/06

柔道と言えば、畳の上でする競技です。

柔術からの流れで、嘉納治五郎が作った武道です。

投げ技、寝技があるので、板と違って畳の上でするんですよね。

1964年の東京オリンピックで行った頃から世界的な競技となりました。

なので、もちろん海外でもTATAMIと呼んでますよね。

YAWARA

猪熊治五郎

柔道の作ったのが嘉納治五郎と知って、猪熊滋悟郎(いのくまじごろう)と一緒だと思ったのが中学生の頃でした。

中学生の頃、テレビアニメで放送していたのがYAWARAです。

主人公の柔のおじいちゃんが柔道で有名の猪熊治五郎なんです。

それで、猪熊はどこから取っているのかと思ったら、1964年の東京オリンピックの柔道で金メダルを獲った猪熊功からきてるんですね。

よく見ていました。

この漫画、アニメはバルセロナオリンピックを目指していましたね

話しが脱線してしまいましたが、元に戻します。

柔道の畳は昔と今では違う畳になっています。

昔の畳はもちろん畳とこはわらを使ったものでした。

七島藺

琉球畳の材料

昔の柔道の畳はもちろん天然のものを使っていました

畳おもては普通の畳のいぐさと違って七島藺を使っていました

とっても丈夫なので、使われていたのだと思います

実は琉球畳の材料なんです

えっ琉球畳ってヘリのない畳のことでしょうと思っているかもしれませんが、違うんです。

普通のヘリのついた畳と同じいぐさで作ったヘリのない畳は、ヘリなし畳とか坊主畳と呼ぶんです。

でも、ヘリのない畳のことを琉球畳と認知されてきたので琉球畳と呼ぶようになっています。

ただし、どのような材料を使うのか確認する必要があるんです。

さて、話しを柔道畳に元すと柔道の畳は七島藺でもちろんヘリをつけずに作ります。

でも、これだけでは激しい動きで畳おもてがよれてしまうことがあるので、表面を縫っていました。

1964年の東京オリンピックではまだ七島藺の畳で行われていたようです。

その次に出てきたのが、畳おもてがビニールでできたものです。

私が通っていた中学校の柔道場はこれでしたね。

最近の柔道畳はもっと進化しています

現在の柔道畳

投げられても痛くない!?

最近の柔道畳は左の写真のような構造でできています

いろんなメーカーから出ているので他にもありますが、こんな感じです

ほかは海外のメーカーもあるので、海外製は柔らかくレスリングのマットに近いという話しも聞いたことがあります。

この畳だと投げられても痛くないのかなと思ったんですけど、構造を見るとそんなことはないですね。

でも、わらのとこに比べるとだいぶ軽いように思えます。

では、柔道場の大きさはどうなのでしょうか。

国際的な大きさ

意外と決まっていないのね

柔道場の大きさは8~10m四方とはっきりと決まっていないんですよね。

それに畳の敷き方も決まっていないんですよね。

8m四方の競技場と10mの競技場では1辺で2mも違うということは畳でいうと1枚分は違うことになります。

大きいと場外のはずが場外にならないとか、小さいと場外でないはずが場外になって技が認められないとか出てきそうですよね

でも、国際柔道連盟では8m四方と決められているようです。

小さいんですね。

野球はホームベースからピッチャーのプレートまで18.44mと中途半端な数字で決まっているんだから、柔道も決めてほしかったところですね。

柔道といえば講道館ですよね。

講道館の広さはどうなっているのでしょうか

講道館

講道館の大きさを見てみると、5間四方で9.1mとなっています

となると1間が1.82mで6尺ということになります。

でも、本間(京間)は6尺3寸で1.91mなので6尺は江戸間サイズってことなんでしょう。

国際大会でも9.1mを採用してほしかったですね。

 

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